2016-07-13 23:00
経済
三菱商事・三菱地所がヤンゴンで「Landmark Project」を開始

ヤンゴン中心部で大規模な複合施設建設
7月12日、三菱商事株式会社と三菱地所株式会社は、ヤンゴン市中心部で大規模な複合再開発事業「Landmark Project(ランドマークプロジェクト)」を開始することを発表した。このプロジェクトは、Yoma Strategic Holdings Ltd.社(Yoma社)と、First Myanmar Investment Co., Ltd社(FMI社)と共同で行う。2社は、ミャンマーの大手企業グループSerge Pun & Associates Ltd.グループ(SPAグループ)の関連会社である。
プロジェクトの敷地は約4ヘクタール。SPAが運営してきたオフィス、商業施設、ホテルなどからなる複合施設の再開発に、新たにオフィス2棟、分譲住宅1棟、ホテル・サービスアパート1棟が加わる。各塔の低層部分には商業施設が入り、総延床面積は約20万平方メートル以上になる。
ヤンゴンのランドマーク、ミャンマーの発展を支える基盤に
この事業に先立ち、三菱商事と三菱地所はシンガポールに合弁会社を設立した。また、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)からの優先出資も受ける。プロジェクトにはアジア開発銀行、国際金融公社も出資参画する。建設はヤンゴン中央駅周辺で進められる。このエリアはビジネス、商業の中心地で、東京・丸の内に相当する。ミャンマーの発展を支える基盤となると同時に、文字通り「ランドマーク」となるプロジェクトだ。
着工は2016年度中、2020年度中に竣工の予定となっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
三菱商事/プレスリリース
http://www.mitsubishicorp.com/
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