2016-06-29 18:00
政治
アウン・サン・スーチー国家顧問が、難民の帰還を誓う

タイを訪問、プラユット暫定首相と会談
ミャンマー国家顧問のアウン・サン・スーチー氏は、タイに住むミャンマー難民が本国に帰還できるよう努力すると24日、バンコクで行われた会見で誓った。現在、国境そばのタイの難民キャンプには、ミャンマー軍との民族紛争から逃れてきた10万人以上の難民が住んでいる。その多くが、少数民族のカレン族だ。
スー・チー氏は、
「国を追われ、離れて住んでいるすべての国民が戻ってくることを望んでいる。また、戻ってきた人たちが、もう二度とどこへも移動したくないと思えるような状態にしたい。」
(引用はmizzimaより)
と語った。(引用はmizzimaより)
雇用創出が重要な課題
スー・チー氏は、旧軍事政権下50年の間に貧困に陥ってしまった経済を復活させるのには時間がかかると強調しながらも、雇用創出が難民帰還にとって重要な課題であるとしている。今回のタイ訪問では、タイ軍事政権のプラユット暫定首相と会談し、ミャンマー人出稼ぎ労働者の基本的労働権利を保障すること、国境付近の地域での開発協力、経済協力につき合意した。
両首脳は、ミャンマーの経済開発を加速することで、状況が整い次第、難民の本国帰還に向け協力することを確認した。
外部リンク
mizzima
http://www.mizzima.com/news-regional/
Irrawaddy
http://www.irrawaddy.com/burma/
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