2017-11-01 23:00
文化
ミャンマーアート界の先駆者、親子3代で展覧会

ヤンゴンギャラリー「Lun Family Art Exhibition」
10月28日から30日、ヤンゴン・ギャラリーで「The 5th Art Stream 2017 Lun Family Art Exhibition」が開催された。この展覧会はミャンマーを代表する印象派画家U Lun Gywe氏と、3世代にわたるその家族によるもの。2007年から開催し、今回5回目を迎えた。
作品を出展するのはU Lun Gywe氏、夫人のMya Myaさん、息子のThitさん、義理の娘のKyaw Yeeさん、孫のPann CheさんとMoe Yanさんの5人。
会場には風景や人物をモチーフにした作品や、抽象的な作品など、大小さまざまな作品が並んだ。
必要な能力は「独自の技法、芸術的な思考、経験」
U Lun Gywe氏は現在87歳。約60年間、ミャンマーアート界の先駆者として活躍している。ミャンマーの伝統的な生活スタイルやドレスを着たダンサー、野生の馬、仏塔、馬車などをモチーフに、独特の筆運びと自由な色使いで作品を生み出している。U Lun Gywe氏は、制作には3つの能力が必要だという。
私は記憶力と自由なブラシストローク、芸術的な思考の3つを使い、制作している。すべてのアーティストには独自の技法と芸術的な思考、そして経験が必要だ。(Myanmar Timesより)
と述べている。
夫人は76歳。50歳から絵画を始めた。今回は8点の作品が展示された。Thitさんは幼い頃から父に教えられ、制作を続けている。近年は抽象的な作品に取り組んでいる。
その妻であるKyaw Yeeさんは結婚後に義父のU Lun Gywe氏から絵を学び、国立芸術文化大学を卒業した。17歳と12歳の孫は、アクリルや水彩、鉛筆で描いた作品を展示した。
(画像はヤンゴンギャラリーより)
外部リンク
ヤンゴンギャラリー
http://www.theyangongallery.com/events.php
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