2017-10-30 19:00
政治
国民調査プロセスを強化 ラカイン州の住民にIDカード発行

紛争以来中断の調査を再開
ミャンマーの移民人口当局は、ラカイン州における国民調査を強化し、マウンドー地区の住民100人近くに証明カードを発行した。国民調査の強化は、ラカイン州に関する詰問委員会から求められていた項目だが、8月25日、武装集団による攻撃が発生して以来中断されていた。10月1日、状況が正常に戻った地域から調査を再開している。
移民人口当局の移動スタッフは、国民IDシステムのために住民の生体認証を記録していた。10月25日には、Shwezar村の男性70人、女性22人にIDカードを発行できた。(ミャンマー情報省より)
と語っている。
州の移民人口当局では、10月半ばまでに同村の2600人に対し、IDカードを発行した。
バングラデシュから難民帰還手配を開始 両国間の協定を再確認
政府は10月10日、紛争地域であるラカイン州北部を視察し、8月以降バングラデシュへ避難している難民の帰還手配を開始している。10月24日には、ミャンマーとバングラデシュ両国の閣僚が公式ミーティングを開き、国境地域での暴力行為や不法移民に関する10項目の協定に合意している。
また、1992年と2000年、両国間で決められた移民問題に関する協定について議論が交わされ、4項目についての合意が再確認された。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/
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