2017-10-23 17:00
社会
国際NGOプラン、安全な水と衛生環境の提供 子どもの保護も

ジェンダーに基づく暴力の予防を 難民に人道的対応を開始
子どもの権利を推進し、途上国の地域開発を進める国際NGOのプラン・インターナショナル(以下、プラン)が、ミャンマーからバングラデシュへ逃れてきたロヒンギャ族に対し、緊急支援を行うための寄付を募集していると、20日のプレスリリースで発表した。プランは、安全な水の提供と、衛生環境の構築へ向けた緊急支援を実施しているほか、子どもの保護、ジェンダーに基づく暴力の予防にも取り組む。「ロヒンギャ難民緊急支援」として2018年1月31日まで、ウェブサイト(クレジット決済・コンビニ決済)及び、ゆうちょ銀行(郵便局)などからの寄付を受け付けている。
約2か月で53万人以上が難民に 栄養不良や伝染病の危険も
ミャンマー・ラカイン州での暴力などにより、8月25日からのおよそ2か月で、53万人以上が難民として、バングラデシュ南東部コックスバザール県に流入。モンスーンの中、ジャングルを徒歩で移動するなどし、多くの人が栄養不良に陥っているとされた。安全な水やトイレがないため、伝染病の危険も迫っていることから、プランは、必要な生活用品や、衛生用品の支給はもちろん、仮設トイレの設置や、女性用浴場の設置など、引き続き支援活動をしていく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
プラン・インターナショナル プレスリリース
https://www.plan-international.jp/
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