2017-10-18 21:00
政治
ミャンマー政府、ラカイン州難民問題解決への意思表明

現地視察を終え、スーチー氏指揮のもとスピードアップへ
10月11日、ミャンマー政府は、アウンサンスーチー国家顧問指揮のもと、ラカイン州の難民問題について今後の対策を話し合った。ミーティングはネピドーの国民和解平和センターで開催された。スーチー氏と閣僚が出席し、ラカイン州北部でテロの攻撃に遭った人々への人道的支援、地域の復興、移転問題についてスピードアップを図っていくことが話し合われた。
ミーティングでは、国家顧問オフィスのU Kyaw Tint Swe大臣が、紛争地域の調査結果を報告した。大臣は近隣諸国5か国の大使と共に現地の人々と会い、現地の状況を視察している。
また、ラカイン州問題に関する実行委員会のDr. Win Myat Aye委員長が、活動内容について提案した。
内務省大臣は現地のセキュリティ状況について、建設省大臣は建設の復興状況について報告した。
ミャンマーとバングラデシュ間の共同規定に従い、解決を図る
このミーティングは、ラカイン州視察旅行の翌日に行われた。視察旅行を終え、難民帰還について、国としてどのようなプロセスを実施していくか、ミャンマー政府が意思表示をはじめた。近隣諸国はミャンマーとバングラデシュの交渉を通して、段階的に問題を解決するよう求めている。
ミャンマー政府は、1992年にバングラデシュとの共同声明によって定められた規定に従い、難民問題の検証と難民の帰還について取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/12/10/2017/id-11706
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