2017-10-09 19:00
社会
ヤンゴンの水上バスが運行を開始

渋滞を軽減し都市の交通システムを改善
ミャンマー情報省によると、10月5日の午後、ヤンゴンのボタタウン(Botahtaung)桟橋で、水上バスサービスを開始する式典が行われたという。ヤンゴン地方域のPhyo Min Thein首席大臣は、
「我々政府はヤンゴンの水上バス運営会社に、彼らが好きなようにできる自由裁量を与える代わりに、厳しいガイドラインを定めていた。これは、川を使って交通を改善しようとする試みであり、最低限のコストで状況を改善している。いかなる困難に直面しようと、水上バスの運行は厳重に管理されるだろう」(プレスリリースより)
と述べている。同大臣が述べたように、水上バスは渋滞を軽減し、都市の交通システムを改善するための試みだ。
水上タクシーを運営するTint Tintミャンマー・グループの企業は、初日のみ無料での乗船とし、翌日から1人あたり300チャット(約25円)を徴収する。
乗船者数に応じてルートを追加
ヤンゴン水上バスは第1段階として、インセイン(Insein)からボタタウンを結ぶヤンゴン川ルートの運行を開始する。出発時間は各桟橋のLEDボードに表示され、インセインからボタタウンの運行時間は約1時間半になるという。また、運行時間は、午前6時から午後6時半までである。
ハンガリーで使用されているCCTVおよびGPS監視システムが採用されており、乗船者の保険はIKBZ保険により手配されているという。
今後は乗船者数に応じて、第2段階としてNgamoeyeik Creekへのルート、第3段階としてタンリン(Thanlyin)へのルートが追加される予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
Tint Tint Myanmar
http://www.tinttintmyanmar.com/
IKBZ Insurance
https://www.i-kbz.com/
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