2017-10-02 03:00
政治
インドとミャンマーの国境地域、住民のフリーエリアを見直しへ

テロリストや麻薬密売人が横行している現実を是正
ミャンマーと国境を接する、インドのミゾラムで、住民が「自由に行き来できる領域=FMR」の誤用が横行している。インド政府が公式発表した。ミゾラムには、両国国境沿いに住む人々が旅券を持たずに、最大16kmの間を自由に行き来できるエリア(FMR)がある。しかし、このエリアがテロリストや密輸業者にも利用されていることが明らかになった。
インド内務省は、
FMRが乱用・誤用されていることを懸念している。武装勢力や麻薬密売人が、このルートを使って自由に移動している。(The Indian EXPRESSより)
と発表している。
ミゾラム国境地域ではロヒンギャの移動は認められず
内務省はミゾラム自治府に対し、国境地域の状況に関する報告書を提出するよう求めた。州はすでに、FMRの乱用を改善するための提案書を提出している。当局によると、このルートを通って移動したロヒンギャ族は認められていない。およそ170名のアラカン市民がミゾラムの村に避難していたが、それぞれの村へ戻ったという。
政府は今後、404kmにおよぶミゾラム国境エリアの組織を見直し、行き来の制限を行う可能性がある。
(画像はNDTVより)
外部リンク
The Indian EXPRESS
http://indianexpress.com/
NDTV
https://www.ndtv.com/
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