2017-09-18 18:00
社会
およそ380,000人もの難民がコックスバザールに 緊急支援チームが到着

UNHCRの支援物資などがコックスバザールに到着
ミャンマー西部ラカイン州で起きた、ロヒンギャ族の武力勢力と、当局の衝突をきっかけに、15日までにおよそ380,000人もの難民が発生していると、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が同日のプレスリリースで発表した。ロヒンギャ族の難民が増え続けることで、支援物資などが底をついていたが、15日に支援物資を積んだトラック15台が、バングラデシュ南東部のコックスバザールに到着したことも明らかにした。今後も支援物資を積んだトラックが20台到着する予定だとしている。
ほかの地域にも配給 バングラデシュ人が手を差し伸べることも
UNHCRによれば、支援物資はコックスバザールのほか、クトゥパロンやナヤパラをはじめとした、ミャンマー南東部の地域に配給されたとしている。しかし今の大きな課題の一つは、難民施設の不足で、施設に入れなかった人が、道路脇や川岸などで寝ているなど、厳しい状況が続く。一方で、テクナフの人々が難民を家に招き入れ、食事を与えるなど、支援の輪が広がっており、UNHCRも緊急の支援チームを追加することを明らかにしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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