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2017-09-15 23:00

経済

日本の味わいをミャンマーで!「味の素」の販売が開始

味の素
「味の素」の生産工場 8月より稼働開始
調味料の製造・販売を主力とする味の素株式会社は9月14日、8月よりミャンマーにおいて、うまみ調味料「味の素」の生産工場が稼働し、同国内向けに販売を開始したと発表した。

同国における「味の素」の生産・販売は、同社の関係会社で昨年2月に設立された「ミャンマー味の素食品社」(以下、MAF社)が行っている。

MAF社の資本金は4500万米ドル(約51億円)、資本構成は、味の素アセアン地域統括社が90%、タイ味の素社が10%。MAF社は、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区内に立地している。

なお、9月19日には現地で竣工式が行われる予定だ。

将来的には、ミャンマー全域で「味の素」を販売予定
同社は1996年、同国にてミャンマー味の素社を設立し、「味の素」の生産・販売を行っていたものの、事業環境の変化により、2000年4月に事業活動を停止した。

しかしながら、8月の工場稼働を機に、同国にて「味の素」が販売されたことから、現地生産品の販売が再開されたこととなる。

同社が同国において「味の素」の生産・販売に踏み切った背景としては、2011年の民政移管があげられる。2012年には、タイ味の素社から「味の素」を同国に輸出し、販売してきたが、その後、同国では経済開放がさらに進んだことから、同社はMAF社の設立を決定した。

現在、同国内において「味の素」はヤンゴンにて販売されている。品種は、50g品、250g品、500g品の3品種だ。今後は販売エリアをマンダレーなどにも拡大し、将来的には、同国内の全域で「味の素」を販売する計画だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

味の素株式会社(プレスリリース)
https://www.ajinomoto.com/

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