2017-09-15 20:00
経済
バングラデシュの食糧相、議会でミャンマーからの米輸入について言及

ミャンマーの国内情勢を考慮
バングラデシュのカムルル・イスラム食糧相は、議会において、安い価格でミャンマーから米の輸入を検討していること、「貿易」と「外交努力」は近隣国とともに続けられることを報告した。これは、JSDの議員Nazmul Haque Prodhan氏からの補足の質問に対して、ミャンマーからの米の輸入に関する議論について述べたもの。
Nazmul Haque Prodhan氏は、ミャンマーでは、ロヒンギャからバングラデシュへの難民流入が深刻化している状況で、食糧相は米の輸入に関してミャンマーを訪問していることに言及し、「特別な割引が行われるのか。」と質問をした。
イスラム食糧相は、バングラデシュ政府は、ミャンマーから30万トンの米を輸入するという契約にサインをしており、第一段階で12万トンが輸入されるだろう、と述べた。
輸入コストは低減
さらに、イスラム食糧相は次のように説明した。「ミャンマーからの米の輸入コストは、タイ、ベトナム、カンボジアからのコストより低いと思われる。カンボジアなど他の国々からは15日から20日かかるが、ミャンマーからは米を持ってくるのに3日しかかからない。ミャンマーから輸入する米の価格はまだ決定していない。」(Prothom Aloより引用)
また別の質問に対して、イスラム食糧相は、現在、ミャンマーでの米の価格は安定しており、一般の国民が購入できるキャパシティも維持されている、と回答した。
(画像はProthom Aloより)
外部リンク
Prothom Alo
http://en.prothom-alo.com/
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
Reuters
https://www.reuters.com/
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