2017-09-15 08:00
社会
国連WFP ミャンマーの武力衝突から避難した人々に食糧支援を実施

避難者の約8割は女性と子供
国連世界食糧計画(以下、国連WFP)は9月12日、ミャンマー西部・ラカイン州で発生した武力衝突が原因でバングラデシュへと避難した人々に対し、食糧支援を実施している件についてホームページに掲載した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、ミャンマーからバングラデシュへと避難した人々の数は約27万人と推定しているほか、ユニセフによると、避難者の約8割は女性と子供であるという。
新たな避難者に対し、優先的な食糧支援を実施
避難者らは、避難をしはじめてから数日が経過していることから、極度の空腹状態に直面している状況だ。そのため、国連WFPでは、新たにキャンプに避難してきた人々に対し、優先的に食糧支援を実施している。国連WFPは、避難者に対して栄養強化ビスケットを配布しているほか、国連WFPが提供した米は、おかゆとして配給されている。
また、授乳中の母親や妊婦、5歳未満の子供は、特に栄養を必要とすることから、小麦や大豆粉を使用した栄養価の高いおかゆを配給し、栄養状況の改善を図っている。
国連WFPによる支援は、寄付金等で実施されていることから、国連WFPでは寄付金を募っている。寄付の方法については、下記外部リンク「国連WFP」を参照のこと。
(画像は国連WFPより)
外部リンク
国連WFP
http://ja.wfp.org/news/stories/17-21
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