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2017-09-20 20:00

経済

ミャンマー政府、ヤンゴンの15万世帯にLPGを配給へ

LPG
木材使用の削減で環境保護も
ミャンマーの電気・エネルギー省副事務次官であるU Htay Aung氏は、ヤンゴン地域での電力使用の削減を目的として、12月に、液化石油ガス(以下、LPG)を15万世帯へ配給することを明らかにした。

また、政府は、環境を守るために、調理のための木材使用を削減することも目指している。

そして、LPGの輸入に関して、Parami Energy Service社が、シリアムにある国有No.1製油所のレンタルに関する入札で落札した。

Myanma Petrochemical Enterprise (MPE)のディレクターであるU Aung Myint氏は、次のように説明している。
「多くの企業が関心を持っていますが、一度に4,000トンのLPGを一度に配給することは容易ではなく、Parami Energy Service社と9社のみが競争しています。」(Myanmar Timesより引用)

Parami Energy Service社は、64億チャットを支払うこととなっている。

U Aung Myint氏は、「我々の目標は、LPGを12月までに15万世帯に配給することです。人々は、炊飯器を使用しながら、揚げ物をしたり、焼いたり、茹でたりすることができます。」と語った。

安価でのガス供給を目指し民間企業へレンタル
ヤンゴンには、ミャワディ経由でタイから輸入するLNG輸入業者がいくつかあるが、それでは、1キログラムのLPG で、1,000チャット以上という費用がかかる。

安価なガスを供給することを目的として、シリアムの製油所のLPG貯蔵タンクは、海上チャネル経由で輸入したLPGを貯蔵し分配するために、民間企業にレンタルされることとなった。

U Aung Myint氏は、「我々の計算によると、毎月15万の家庭に4,000トンのLPGがあれば十分です。」と述べた。

同社は、タンクの貯蔵能力は5,500トンであるため、毎月4,000トン以上を輸入して貯蔵していく。

また、電気・エネルギー省は、2020年までに150万世帯に調理用LPGを供給することを目指す意向を示している。

(画像はMyanmar Timesより)


外部リンク

Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/

Eleven Media Group
http://www.elevenmyanmar.com/business/11616

Myanmar Travel Info
http://www.shwemyanmar.info/

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