2017-09-21 05:00
社会
バングラデシュ、ミャンマーから米10万トンを輸入へ

両政府が米10万トンの条件合意に至る 17日の会談で決定
バングラデシュが、ミャンマーから米10万トンを輸入することが分かったと、18日に各メディアが報じた。バングラデシュのカムルル・イスラム食糧相も、この取引が行われる事実を認めている。17日に行われたタン・ミン商業相と、バングラデシュのカムルル・イスラム食糧相による会談において、米の取引に関する決定がされた。当初の話し合いでバングラデシュは、100万トンの輸出をミャンマーに対して求めていたが、最終的に両政府が10万トンの条件合意に至ったことも分かっている。
1トン当たり442ドルで取引へ 世界第4位の米生産国が輸入国に
今回の米の取引は1トン当たり442ドルだとされている。バングラデシュが多くの米を輸入する背景には、8月25日以降、ミャンマーから迫害などを受けて越境してきた、41万人以上のロヒンギャ族の流入が挙げられている。また、世界第4位の米生産国であったバングラデシュだが、北部と中部地域で、モンスーンによる大規模な水害が発生し、多くの作物が被害を受けていることで、米も輸入に頼るしかない状態となっている。
(画像はDhaka Tribuneより)
外部リンク
Dhaka Tribune
http://www.dhakatribune.com/
Reuters
https://in.reuters.com/
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
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