2017-09-21 04:45
社会
ロヒンギャ族の年配者2人、野生の象に踏まれ死亡

ミャンマーからの難民が象に踏まれる コックスバザールで
8月25日に、ロヒンギャ族の武装勢力とミャンマー当局が衝突したことに端を発し、迫害などを受けたロヒンギャ族が、バングラデシュに大流入している。仮設キャンプなどに入れなかったロヒンギャ族は、路上などで夜を過ごす。そんな中、ビニールテントを張り、寝ていた年配者2人が、野生の象に踏まれて死亡する事故が起きたと、18日より各メディアが報じている。
事故が起きたのは、バングラデシュ南東部コックスバザールの、クトゥパロンのはずれにある仮設キャンプで、数頭の象が突然襲ってきたと警察が語った。
IUCNの調査で多数の象を確認 不法移民との声も
国際自然保護連合(IUCN)が2017年3月21日に発表した、象に関する調査結果では、バングラデシュ南東部の森林地帯に、多数の野生の象が生息するとされている。また、多くの「象の廊下」とされる、通り道もあると指摘されている。難民問題で大きな影響を受けているバングラデシュ。しかし、ミャンマーの国民の多くは、ロヒンギャ族をバングラデシュからの不法移民であると考えており、ミャンマーでは国籍が与えられていない。
(画像はThe Daily Starより)
外部リンク
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
bdnews24
http://bdnews24.com/
The Indian Express
http://indianexpress.com/
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