ミャンマーニュース

シンワアートオークション株式会社は、子会社のエーペック株式会社が、ミャンマーにおいてマイクロファイナンス事業を開始することを発表した。

この事業を行うのは、同社の孫会社であるSHINWA MICROFINANCE COMPANY LIMITED。

マイクロファイナンス事業は、バングラデシュ人民共和国におけるグラミン銀行のマイクロファイナンスの事業モデル「グループレンディング」を原型とした「グループギャランティ」という制度を採用する。

具体的には、ミャンマーの地方の行政と協力し、地域社会において10人程度のグループを形成し、グループの構成メンバーが相互に保証しあうことにより、各メンバーに対して無担保の少額融資を行う。当初は、マイクロファイナンスのローンオフィサーが地域社会に根ざした様々な事業のアドバイスを行い、融資を受けたメンバーの収入の向上を図ることとなっている。

エーペックは、シンワアートオークションのグループ会社として、アートから始まる様々な領域の事業の創造と拡大を目指し、再生可能エネルギー設備による発電・売電や、低圧型太陽光発電所分譲販売事業、文化事業などを行ってきた。

そして、シンワアートオークショングループは、これまでミャンマーでの植林事業を手がけていたが、ミャンマーの農業従事者や小規模事業主の生活水準向上を図ることを目指し、少額資金を融資するマイクロファイナンス事業を開始することとしたもの。

（画像はエーペックより）

外部リンク

エーペック株式会社
https://www.apec-shinwa.com/