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2017-08-24 20:00

社会

ミャンマー、マウンドーなどで5日間のポリオ予防接種活動を実施

ポリオ
ポリオの根絶を目指す
ミャンマー政府の保健当局は、8月21日から25日まで、マウンドーで8回とブティーダウンで9回、3ヶ月から2才の子どもに対しポリオの予防接種を行った。

マウンドーピープル病院のKyaw Maung Maung Thein医師に率いられたグループは、Nga Khu Ya地域と Kyein Chaung地域の子どもたちに予防接種を行い、Alan Than Kyaw医師、Pa Nyaung Pin Gyi医師、 Zay Kone医師、 Maung To Lar医師は、マウンドーの子どもたちに接種した。

その他の場所として、Yar Thit KayやMyo Oo、Ka Nyin Tan towns、Myo Thu Gyi、Shwe Sar、Thiho Kyun、Nyaung Chaungの子どもたちも、注射を受けた。

Alan Than Kyaw Station病院のU Thein Swe Myint氏は、
「この2回目の予防接種活動は、要望により実施されています。なぜなら、子どもを衰弱させたり死亡させたりするポリオのウィルスが、世界の多くの地域では根絶してきているのに、マウンドーで最近発見されたからです。」(プレスリリースより引用)

医師団は、ワクチン接種の他、関連の情報や感染を防ぐ方法を提供し、ポリオの症状を特定することも行っている。

5才以下の子どもたちに接種
2017年7月に、ラカイン州のマウンドーで、初めて経口ポリオワクチン接種活動が行われており、さらに今回は、重篤な疾患を防ぐために5才以下の子どもの免疫性を高めることを目的として、接種が行われた。

2015年にポリオ患者が発見されたことで、2016年にマウンドーで経口ポリオワクチン接種が個別に5回実施され、その後、5才以下の10,000人以上の子どもに対するポリオ予防接種が行われることとなった。

予防接種活動は、17の郡区を対象とした州レベルの活動の一環として、400以上の場所で一斉に開始された。ミャンマーは2019年までにポリオを根絶する予定である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/22/08/2017/id-11327

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