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2017-08-29 00:00

社会

ミャンマー・ラカイン州北部で過激派テロリストが警察の前線基地を襲撃

テロ攻撃
30の警察前線基地を襲撃
ミャンマー情報省によると、8月25日に同国ラカイン州北部で、30の警察前線基地が過激派テロリストにより襲撃され、入国管理官1人を含む警官ら12人が死亡したという。

襲撃は午前1時ごろに爆発物(IED)を警察署に投げ込むことで開始され、1日中戦闘が続いた。

午前1時の襲撃に続き、午前3時35分にはNanthataung警察署が襲撃され、警官1人とテロリスト1人が死亡。

午前3時45分にはThinbawgweの警察前線基地が約100人のテロリストにより襲撃され、テロリスト1人が死亡したという。

午前4時20分ごろには、Mitaik Chaungwaの警察前線基地も襲撃され、警官2人がマチェーテ(山刀)で殺害された。また、午前4時45分ごろに撤退したテロリストにより、前線基地から武器が盗まれたという。

午前4時45分にはMyinlutの警察前線基地が100人のテロリストにより襲撃され、警官2人が死亡し、武器が盗まれた。

さらに、午前5時25分にはKyikyun前線基地も襲撃され、警官5人が負傷。テロリストの人数は不明である。

この他にも、Taungbazar、Phaungtawpyin、Hnarkaungto、Ale Thankyaw、Natchaun Launddon、Maungni、Thiho、Zinpaingnya、Kyaukpyinseik、Padinkaung、Panyaungky、Shweyinayeの各地で、30もの警察署や前線基地が襲撃されたという。

襲撃の後は村の焼き払い
テロリストは交通警察署と地元の反薬物事務所をIEDで攻撃し、古いコンクリート橋も破壊した。

地元当局によると、午前中にMaungtawの治安部隊と警察署を攻撃した後、テロリストは村と難民キャンプを焼き払ったという。

また、軍事筋によると、治安部隊に対する攻撃の後、Chanekali Bengali村の村人たちは正午ごろ、自分たちの家を焼き払い、Mayu山に逃げていったという。

同様に他の村でも家が焼き払われた。

今回の襲撃は、昨年10月以来続く紛争が拡大したもので、コフィ・アナン元国連事務総長が委員長を務める諮問委員会の報告書提出に合わせ、意図的に攻撃を仕掛けたと考えられている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/

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