2017-08-31 19:15
政治
ラカイン州北部の襲撃事件に関し、外務省が報道官談話を発表

一連の襲撃で、一般市民を含む100人以上が犠牲に
外務省は8月29日、ミャンマー西部・ラカイン州の北部地域における襲撃事件と、ラカイン州助言委員会の最終報告書発表に関する外務報道官談話について、同省のホームページに掲載した。外務報道官は、8月25日に同州北部・マウンドー周辺の警察拠点が武装勢力に襲撃されたこと、また、武装勢力の襲撃により、一般市民を含む100人以上が犠牲になった件について憤りを示し、強く非難した。
なお、一連の襲撃に関しては、アラカン・ロヒンジャ救世軍(ARSA)が犯行声明を発表している。
外務報道官は、犠牲者の遺族に対して哀悼の意を表したほか、現地の治安回復や住民保護、人道支援が迅速に実施されることを強く望んだ。
日本政府 平和の実現に努めるミャンマー政府を支援
また、8月24日には、元国連事務総長のコフィ・アナン氏が委員長を務めるラカイン州助言委員会が、同州の平和と安定の実現に関する最終報告書をミャンマー政府に提出した。それを受け、日本政府は、平和の実現に向けた行動を進める同国政府の努力を支援していく考えを示した。
同州北部地域においては、武装勢力による攻撃が現在も続いており、数千人の一般市民が避難を余儀なくされている。
(画像は外務省ホームページより)
外部リンク
外務省(プレスリリース)
http://www.mofa.go.jp/danwa/page4_003231.html
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