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2017-08-21 02:30

経済

ミャンマー郵電公社、高速LTE通信に新たな6都市を追加

MPT
8月末には78都市で「LTE+」の利用が可能に
国営企業であるミャンマー郵電公社(Myanma Posts & Telecommunications:MPT)は8月17日、今年5月から提供している高速通信「LTE+(ロング・ターム・エボリューション・プラス)」のサービス範囲を拡大し、新たに6都市を追加したことを発表した。

MPTによると、追加された都市はシャン州北部のラーショー(Lashio)、マンダレー地方域のニャウンウー(Nyaung-U)、カチン州のミッチーナー(Myitkyina)、カレン州のパアン(Hpa-An)、シャン州東部のチャイントン(Keng Tung)、カヤー州のロイコー(Loikaw)の6都市だという。

ラーショー、ニャウンウー、ミッチーナー、パアンの4都市では、18日より1.8ギガヘルツ(GHz)周波数帯を使う第4世代(4G)高速通信サービスが提供され、チャイントンとロイコーでは24日に利用可能となる。

MPTは、超高速通信を実現する「4×4MIMO」技術を使用したLTE+を提供するため、全国の携帯ネットワークをアップグレードしており、8月末には28の都市・州・地方域の首都を含む78都市でLTE+の利用が可能になるという。

日本人責任者も自信
MPTは2014年より、日本のKDDIと住友商事が設立した合弁会社KDDI Summit Global Myanmar (KSGM)とともに携帯事業を展開。

7月には、KDDIがMPTの職員を対象とした研修を1年間にわたり日本国内で実施することを発表している。

今回のサービス拡大に関し、MPT-KSGMジョイント・オペレーションの最高経営責任者(CFO)である梅田氏は、
「次世代の4x4MIMO技術を使用したLTE +ネットワークの大掛かりな拡張は、他の4Gサービスよりも最大150Mbps早く、サービスが提供された地域の住民は大幅に改善された通信でオンラインを楽しめるだろう」(プレスリリースより)
と自信をのぞかせた。

なお、Mbps(メガビーピーエス)とは、オンライン上で1秒間に転送できるデータ量の単位で、数値が大きいほど通信速度が早い。

(画像はMPTより)


外部リンク

MPT
http://mpt.com.mm/en/

MPTのプレスリリース
http://mpt.com.mm/en/mpt

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