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2017-08-22 17:30

経済

ネピドーでパール・オークションが開催

パールオークション
天然資源・環境保全省とパールエンタープライズ主催の国営オークション
8月18日から20日、ネピドーの宝石博物館で、ミャンマー天然資源・環境保全省とミャンマー・パール・エンタープライズの主催による、パール・オークションが開催された。

オークションには天然資源・環境保全省の幹部やスタッフの他、国内外のパール販売者180人がゲストとして参加した。

会場には数々のパールが展示され、パール・エンタープライズ会長等が、オークションを進行した。

落札されたパールは270ロット。そのうち、61ロットを落札したパール・トレーディングオーナーのAung Zabu Aye氏に対し、アワードが贈呈された。

経済制裁解除により世界中の市場へ
この国営オークションは1964年から開催されている。スタートからトータル90回のオークションが開かれ、収入は1億1500万ドルにもなる。今年の収入は230万ドルだった。

800もの島からなるミャンマー南部のMyeik諸島からは、パールを扱う企業62社が参加した。「シー・ジプシー」とも呼ばれるMyeik諸島の住民は古代からの習慣を続け、周囲には手つかずの自然が残っている。

南部の海では1800年代からパールの生産が行われている。イギリス植民地時代にダイビング機器が使われるようになり、パールの生産が盛んになった。取り引きはインドのムンバイが中心だったが、経済制裁の解除により近年では世界中の市場で扱われるようになった。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/19/08/2017/id-11309

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