2017-08-06 09:00
政治
ローマ教皇、11月にミャンマーとバングラデシュを訪問か

カトリック信者が少ない2国へ 日程調整中
今年11月後半、フランシスコローマ教皇がミャンマーとバングラデシュを訪問する可能性があることが発表された。7月28日、アルゼンチンのニュースエージェンシーTelamが報じた。2国への訪問は5月から計画されていた。本来の計画では、今年中にインドを訪問する予定だったという。しかし、計画はカトリック信者が非常に少ないミャンマーとバングラデシュへと変わり、計画が進行している。
バチカンの報道官によると、日程は11月26日から30日。29日に計画されていた一般市民との会見は既にキャンセルされている。
バングラデシュの枢機卿は、日程調整などのため、8月第3週にバチカンを訪問する。ローマ教皇がバングラデシュを訪問するのは、1986年のヨハネ・パウロ2世以来2度目となる。
イスラム系少数民族のロヒンギャ族のために祈り
ミャンマーのカトリック信者は人口のおよそ5%。仏教勢力が圧倒的に強いが、ローマ教皇の関心は、ミャンマーで迫害に遭っているイスラム系少数民族であるロヒンギャ族に向かっている。カトリック教会の祈りの日には、集まった多くの信者を前に、ロヒンギャ族のために祈るよう語りかけている。
5月には、アウンサンスーチー氏がバチカンを訪問し、正式に外交関係が樹立された。バチカンとミャンマーは互いに正式な大使を置くことが決まっている。
(画像はANSAより)
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ANSA
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