2017-08-14 01:00
社会
ミャンマー当局、ゴールデントライアングルで大量の薬物押収

今年最大の押収量
ミャンマー当局は、麻薬密造地帯として知られゴールデントライアングルに接するタチレク(Tachileik)で、違法薬物であるメタンフェタミン2,000万錠、アイス200kg、エクスタシー60万錠、ヘロイン9.1kgを押収。この押収量は、今年最大だという。当局は8月8日の早朝、国境から7km程のところにある麻薬工場に踏み込み、薬物を発見。27歳、35歳、52歳の3人の男性と15歳の少女を逮捕した。
タチレク当局は、
「ミャンマーの警察は、この事件を調査しており、逮捕された4人に対して訴訟を起こす」(mizzimaより)
と声明で発表している。また、警察と兵士は、重装備で知られるワ族とつながりがある薬物精製所のブランドであったラベル「999」と「WY」の型も見つけているという。
薬物ネットワーク壊滅に苦労する3カ国
ゴールデントライアングルは、ミャンマー、タイ、ラオスの3カ国がメコン川で接する山岳地帯にあり、世界最大の麻薬密造地帯として知られている。ワ族はゴールデントライアングルで、アヘンとメタンフェタミンの生産を支配しているという。
3カ国の当局は、広範囲にわたる薬物ネットワークを解体するために年間数百万ドルを費やしているが、壊滅に苦労しているのが現状だ。
(画像はmizzimaより)
外部リンク
Myanmar seizes 20m pills in ‘Golden Triangle’ drug bust
http://www.mizzima.com/
Myanmar Seize Massive Haul of Drugs in Tachilek, Opposite Mae Sai in Chiang Rai
http://www.chiangraitimes.com/
Police hail Shan drug bust
http://aseaneconomist.com/
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