2017-07-20 14:15
社会
ヤンゴンで結合双生児の分離手術に成功

ヘソで結合された双生児
ミャンマーのヤンゴン小児病院(Yangon Children's Hospital)で7月16日、結合双生児の分離手術に成功。翌17日、同国情報省と国営メディアのグローバル・ニュー・ライツ・オブ・ミャンマー(GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR)が明らかにした。結合双生児のSai Hkam君と Sai Ngin君は、シャン州東部ケング・タング郡区(Kengtung Township)Wanhok村で暮らすSai AungさんとNang Hkam Nanさんの息子で、2015年3月7日にケング・タング総合病院で誕生した。
2時間以上にもわたる手術を受けた幼児2人は、ヘソのあたりで結合されていた。
外科的手術は、小児外科医のAye Aye教授が主導する医師団と、ヤンゴン総合病院の小児外科医であるNyo Nyo Win博士が主導する医師団により行われ、多数の医療専門家の助けも借りたという。
回復後は他の病院へ
双子は手術後、集中治療室でSu Su Dway医師、小児外科医のAye Aye教授、小児専門家のYe Myint Kyaw教授、新生児科医のHla Myat Nwe教授により治療を受けている。Aye Aye教授によると、双子は回復後に他の病院に移されるという。
父親のSai Aungさんは、
「自分たちに結合双生児が生まれるとは考えたこともなかった。手術を成功させた医師や医療スタッフ全員に感謝する」(プレスリリースより)
と喜びを伝えている。なお、ヤンゴン小児病院での結合双生児分離手術は、今回が6ケース目で、手術費用は国が負担している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR
http://www.globalnewlightofmyanmar.com/
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