2017-07-16 16:00
経済
郵船ロジスティクス、ティラワSEZに物流センターを開所

様々な物流サービスに対応
郵船ロジスティクス株式会社(以下「郵船ロジスティクス」)は7月14日、日本が官民を挙げて開発を推進するミャンマーのティラワ経済特別区(SEZ)に建設した「ティラワ・ロジスティクスセンター」が開所したことを発表した。開所した物流センターは、総敷地面積が3万平方メートルあり、その中に6,300平方メートルの広さを持つ施設が建設されたという。
同施設では、常温、+15~20度の定温、+5度、-20度という4温度帯の保管が可能なだけでなく、冷蔵・冷凍エリアも完備されている。
また、完成車を保管するためのスペースも設け、車両保管や納品前点検・補修・部品補給サービス、通関手続きなど、車両に関するサービスも提供。
さらに、タイへのクロスボーダー輸送では、ミャンマー側の拠点として活用し、保管や配送方法なども幅広く提案していくという。
関係各社の要人が出席した開所式
郵船ロジスティクスは12日、「ティラワ・ロジスティクスセンター」の開所式を行った。開所式には、ティラワSEZ管理委員会のチョチョウィン副委員長をはじめ、MJTD(Myanmar Japan Thilawa Development)社や三菱商事など、関係各社の要人が出席。
また、在ミャンマー日本国大使館の樋口特命全権大使も招かれていた。
郵船ロジスティクスの水島社長は、ティラワ・ロジスティクスセンターが近隣諸国だけでなく、グローバルなネットワークの重要拠点になることに言及。
中国・インドの巨大マーケットとポテンシャルが高いASEANマーケットに接しているミャンマーで、本格的な物流網の整備が期待される。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
郵船ロジスティクス株式会社
https://www.yusen-logistics.com/
郵船ロジスティクス株式会社のプレスリリース
https://www.yusen-logistics.com/press
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