2017-07-16 13:00
学術
ヤンゴンに産業訓練教育学校が新設 2018年6月開校

州が25億チャットを投じ、外国企業の支援も
来年6月、ヤンゴンに産業訓練教育学校が開設される。労働者や技術者のスキルアップと雇用機会の増進を目的としている。ヤンゴン州は学校設立のため、25億チャットの予算を投じた。資金は、学校の土地、建設費、電気設備費、家具類、コンピューターなどの用意にあてられた。
ミャンマーのSea Lion社が学校の保健、教育、先進機器に関わっている他、ドイツとオーストリアの企業が15億チャットを支援し、トレーニング機器やシステム、カリキュラム、トレーナーを準備した。
4ヶ月の基礎コースとアドバンスコースで自動車生産、再生エネルギーなどを学ぶ
産業訓練教育学校では、自動車産業の生産システムと技術、コンピューターによる金属カッティングやデザイン、水や排水の管理と技術、太陽光や風力発電など再生可能エネルギーの技術、木工家具の仕上げ技術が学べる。入学は、数学、物理、化学に合格した者が申請の対象となる。入学試験には多くの学生がチャレンジすると見込まれている。定員より多くの申請があった場合、筆記試験と口頭試験が行われる。
コースは基礎コースとアドバンスコース。それぞれ4ヶ月で、基礎コースでは工業地帯訪問や、実践的な経験を習得する。アドバンスコースを終了すると、国内外の工場に加わることができる。
(画像はミャンマー情報省のウェブサイトより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/10/07/2017/id-11050
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