2017-07-16 13:00
政治
国連特別報告者のラカイン州入りに、仏教徒らが反発

約100人の仏教徒 横断幕を掲げて抗議行動
ミャンマー西部・ラカイン州の州都シットウェで7月12日、ミャンマーの人権状況に関する国連の特別報告者、李亮喜(イ・ヤンヒ)氏の同州入りに対し、約100人の仏教徒らが抗議行動をした。海外のメディアが報じた。同州の少数民族であるロヒンギャは、同国内で差別的な扱いを受けている状況だ。
ロヒンギャは、同国において大多数である仏教徒からの迫害を受けており、2012年以降、数百人が殺害されたほか、約14万人がミャンマー国内やバングラデシュなど、各地の難民キャンプへと避難したという。
ミャンマー政府はロヒンギャ問題については消極的な姿勢を示しているが、同国政府の対応について、同氏は批判していた。
李亮喜氏の一方的な考え方に、仏教徒からは批判の声も
同氏は、同国の訪問において、地域のリーダーや市民団体の代表とともに、人権問題について議論する予定だ。しかしながら、同州の仏教徒からは、ロヒンギャを保護しようとする同氏の考え方は、あまりにも偏り過ぎているとの声が上がっている。同氏の、仏教徒の声に耳を傾けない姿勢が、仏教徒からの反発を呼んでいる模様だ。
(画像はPRESSTVより)
外部リンク
The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/
PRESSTV
http://www.presstv.ir/
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