2017-07-27 19:00
政治
国連特別報告者、「ミャンマーは前政府のやり方を続けている」

政府による抑圧や監視が続く 調査は混乱
ミャンマーで人権に関する調査を行っている国連特別報告者イ・ヤンヒ氏が、7月21日、ヤンゴンのチャトリウムホテルで記者会見を行った。イ氏は、6度目の調査を終え、
残念ながら、ミャンマーではまだ前政府のやり方が使われ続けている。
前政府は人権擁護団体やジャーナリスト、市民を監視し、調査し、抑圧していた。これは今も続いている。(ELEVENより)
前政府は人権擁護団体やジャーナリスト、市民を監視し、調査し、抑圧していた。これは今も続いている。(ELEVENより)
と伝えた。
一定地域へのアクセス拒否 ミーティング後に脅迫や尋問も
国連は、一定の地域をターゲットにミャンマー軍による虐待の真実を調査しようとしたが、アクセスを拒否されたという。イ氏は、ミャンマー政府が彼女の仕事を混乱させたとしている。また、
私と会った人々はミーティング後に脅迫され、写真を撮られ、尋問を受けている。これは認められるべきではない。(ELEVENより)
とも語っている。
ラカイン州では、ラカイン民族グループの抗議行動に直面した。シャン州ではジャーナリストが勾留されている刑務所を訪問したが、中へ入ることは拒否された。また、工場への訪問は「セキュリティ上の理由」により、拒否された。
今回の調査結果は、10月の国連総会で報告される。
(画像はELEVENより)
外部リンク
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/politics/10673
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