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2017-07-25 17:30

社会

トヨタ、医者になる夢を持つミャンマーの少年に奨学金プログラムを提供

トヨタ自動車
医者になるための学習環境を提供
トヨタ自動車は、ミャンマーに住む読み書きのできない17才の少年David Thangが、医者になるという夢を実現することに貢献している。

Thang少年は、医者になるためには、冷酷で非人道的な軍事作戦で非難されてきた軍によって支配された国を脱出することが必要だと考えてきた。

そして、彼の父親が病気になり、Thang少年が治療費を支払うために働かなくてはならなかったが、結局、父親はガンのために亡くなり、彼は「父が亡くなった後、私はこのような悲しい思いをしないために、医者になるという願望が強くなりました。」と語っている。

アジアと太平洋諸島の若者を支援
トヨタ自動車と、Asian & Pacific Islander American Scholarship Fund(以下、APIASF)からの奨学金は、科学・テクノロジー・エンジニアリング・数学(STEM)分野における教育を追求することに関して、Thang少年と、その他の21人のアジアと太平洋諸島系アメリカ人(以下、APIA)の学生の生活を援助している。

ノーステキサスでの11人と、南カリフォルニアにおけるAPIAの11人の学生に対する5,000ドルの奨学金は、トヨタと、APIAに大学の奨学金を提供することに専念している非営利団体であるAPIASFとの間の共同パートナーシップを通じて提供される。

トヨタグループの副社長兼最高財務責任者であるTracey Doi氏は、奨学金プログラムのエグゼクティブスポンサーであり、トヨタの従業員リソースグループであるトヨタアジア系アメリカ人社会同盟(TAASiA)の強力な支援者として、次のように語った。
「トヨタは、才能ある学生が夢を追求することをサポートすることを嬉しく思っています。トヨタは、多様性とインクルージョンのリーダー企業であり、地域のための支援者でもあります。我々は、学術の卓越性と奨学生の忍耐力を認識できることに誇りに思っています。」(PR Newswireより引用)


様々な大学で幅広い分野の研究が可能
3年連続で、トヨタは、トヨタAPIASFの奨学金受給者のためのインターンシップをサポートすることにより、現実世界での体験の機会を提供している。

トヨタファイナンシャルサービスの、製品・マーケティング・企業の社会的責任・コミュニケーション担当の副社長であるKaren Ideno氏は次のように述べた。
「この独自のインターンシップは、職場での実地体験を持つ学生に力を与えるものです。それは、仕事の成功に向けて必要な対人スキルのための奨学金を提供し、長期的なキャリアにおける目標のために貴重な識見を得ることができます。」(PR Newswireより引用)

6年目となる奨学金プログラムは、10,000人以上の学生から申請があった。バイオ化学からコンピューター工学まで幅広い専攻で、マサチューセッツ工科大学からカリフォルニア大学ロサンゼルス校までの学校を選択できる。

Thang少年は、アーリントンのテキサス大学へ留学することを計画している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

PR Newswire
http://www.prnewswire.com/

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