2017-07-23 14:00
政治
米・北朝鮮政策特別代表者がミャンマーを訪問

北朝鮮孤立をねらい、東南アジア諸国に呼びかけ
アメリカの北朝鮮政策特別代表者、ジョゼフ・Y・ユン氏が、ミャンマーを訪問している。今回の訪問は、北朝鮮を孤立させるための、関係諸国に対する政策努力を目的としている。
アメリカは7月4日、北朝鮮がミサイル試験を実行した後、北朝鮮を孤立させることを目的に、東南アジア諸国に対する行動を起こしている。
ロイター通信の報道によれば、ユン氏は17日、ネピドーを訪れ、アウンサンスーチー氏と面会した。
ミャンマーは金正日政権と強い結びつきを持ち、北朝鮮を支援していると懸念されていた。ネピドー訪問前に、アメリカからは具体的な訪問目的や内容などは伝えられなかったという。
ミャンマー、「北朝鮮との軍事的関係は存在しない」
ミャンマー側はユン氏の訪問に応じ、北朝鮮との間に軍事関係はすでに存在しないと主張した。これは国連とのコンプライアンスに従った政策だ。ミャンマー外務省のパーマネント・セクレタリー、Kyaw Zeya氏は、
ミャンマーと北朝鮮は正常な関係にある。軍隊と軍隊による、軍事的な結びつきは完全に存在しないと理解している。(ロイター通信より)
と述べている。
ミャンマー軍最上級大将のMin Aung Hlaung氏は、
両国は友好関係にあるだけで、敵国ではない。(ロイター通信より)
と述べるとともに、朝鮮半島から核兵器がなくなることを望み、世界中の軍隊と友好関係を築きたいと表明した。
(画像はロイター通信より)
外部リンク
ロイター通信
http://www.reuters.com/
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