2017-07-28 12:30
社会
ミャンマーで13人が豚インフルエンザに感染か 1人死亡

ヤンゴンで3人感染
ミャンマー保健省によると、豚インフルエンザとして知られる新型インフルエンザA型H1N1に13人が感染し、6歳の男児が死亡したという。感染者はチン州Matupi郡区で10人、最大都市ヤンゴンで3人となっており、死亡した男児はMatupi郡区で感染した。
死亡者が出たことで当局は国民にパニックにならないよう呼びかけているが、新型インフルエンザの流行に懸念を高めているという。
保健省では、
「このようなインフルエンザは、たいてい毎年発生するため、慌てる必要はない」(REUTERSより)
としている。また、同省では、短期および長期的にインフルエンザを予防するために、関係者により会議が行われた。
会議に出席した保健師は
「各病院に予防措置の実施方法を伝え、州のメディアを通じて病気について教育する」(Irrawaddyより)
と語っている。2009年以降続いている豚インフルエンザ
公衆衛生局の副局長であるThan Htun Aung博士によると、2009年に豚由来のインフルエンザであるA型H1N1インフルエンザがパンデミックとして発生して以来、ミャンマーでは未だ続いているという。2009年には16件、2010年には232件、2012年には29件、2013年には169件、2015年には3件、2016年には9件の感染が確認されている。
ミャンマー政府はA型H1N1インフルエンザのワクチンを保持しておらず効果的な治療法がないというが、すでに世界保健機関(WHO)の支援を受けているという。
保健省では国民に対し、マスクの着用、頻繁な手洗い、咳やくしゃみをするときには口を覆う、混雑した場所を避けるなど、注意を促している。
(画像はIrrawaddyより)
外部リンク
H1N1 virus infects 13 in Myanmar, suspected of killing one
https://www.reuters.com/
H1N1 Flu Outbreak in Myanmar Linked to One Death
https://www.irrawaddy.com/
Swine flu claims 1 life in Myanmar
http://aa.com.tr/en/
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