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2017-07-27 18:00

文化

アウンサンスーチー氏、ヤンゴン大学の中央図書館を訪問

アウンサンスーチー
インターネットより読書を
ミャンマーの国家顧問であるアウンサンスーチー氏は、ヤンゴン大学の中央図書館を訪問し、子供たちのために図書館に行く習慣を確立することを求めた。

図書館員との会談で、スーチー氏は、子供の読書習慣を養うことが図書館員の重要な役割であると強調し、子供が図書館に来るように勧めるように促した。

スーチー氏は、次のように言った。
「私は、読書習慣のない人は世界が非常に狭くなってしまい、それでは、その人にとって意味のない人生になってしまうと思います。これが子供たちに読書の習慣をつける必要があるという理由です。図書館に行くことによって、読み書きの力が強化されるはずです。」(プレスリリースより引用)

スーチー氏はまた、図書館員を威厳があり尊敬に値する専門職として賞賛した。
「今日では、人々の間では読書の習慣がなくなってきていて、私は子供たちの知識が狭くなることを恐れています。その代わりに、子供たちには本や資料を読むことを好きになってほしいと思います。インターネット上で検索することは、良い読み手になるためには十分ではありません。なぜなら、それは、検索サイトの編集者の意見や見解が知るだけだからです。」(プレスリリースより引用)


子供の頃から読書習慣を養う
また、スーチー氏は、入学試験において歴史で素晴らしい成績を収める人の数が減少していることから、「政治の基礎」や「我々の社会や世界、人類の学習」などの課題や歴史を学ぶ重要性を指摘した。

会議の参加者には、教育省大臣Myo Thein Gyi博士や、ヤンゴン地域内閣の閣僚、高度教育部門の局長Thein Win博士、ヤンゴン大学のPho Kaung学長などがおり、ヤンゴン大学の図書館や大学中央図書館の図書館員とともに、現在の取り組みについて議論を行った。

図書館学専門のSithu U Thaw Kaung博士は、「読書の習慣は小学校レベルから始めることを進めていく必要がある。」と述べている。

また、スーチー氏は、様々な種類の本や、図書館の中にあるSayar Zaw Gyiの銅像について視察した。

1927年、植民地総督のハーコート・バトラー氏は、1964年に大学中央図書館と改名されたヤンゴン大学図書館の基礎を築いた。そして、1987年には、それがヤンゴン大学図書館と大学中央図書館に別れてリニューアルオープンしている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

The Republic of The Union of Myanmar Ministry Of Information
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/21/07/2017/id-11134

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