2017-06-25 06:00
政治
ミャンマー政府 ハン・ヤンフエ氏のブラックリスト掲載を見送り

ハン・ヤンフエ氏に発行するビザの種類は変更
ミャンマー大統領府のゾー・テイ報道官は6月21日、ビルマ(国名は当時)の初代大統領、サオ・シュエ・タイク氏の息子で、ユーロ・ビルマ事務所の所長、ハン・ヤンフェ氏について、ブラックリストに掲載しないと発表した。ミャンマーのメディアが報じた。なお、ミャンマー政府は、同氏をブラックリストに掲載しない代わりに、同氏に発行するビザの種類をマルチプルビザからソーシャルビザへと変更した。
亡命し、国外からミャンマーの民主化を支援
ユーロ・ビルマ事務所は、ベルギーの首都ブリュッセルを拠点にして、ミャンマーの民主主義発展のために活動する組織だ。同事務所は、ミャンマーの少数民族や社会的組織に対して資金提供を行っている。同氏は、ミャンマーの少数民族であるシャン族だ。同氏はミャンマーから亡命し、長年にわたって少数民族武装勢力の活動を支援してきた。
同報道官によると、同所長は、前政権下においてはミャンマーでの和平交渉に積極的に関与していたものの、国民民主連盟(NLD)主導の現政権下においては、和平交渉に積極的に関与していないという。
そのような経緯もあり、同氏はブラックリストに掲載されるとの噂が広がっていた。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
mizzima
http://www.mizzima.com/
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