2017-06-27 05:00
社会
ヤンゴン市、排水システムの整備を強化

1億ドルを投じて老朽化した排水システムを工事
ヤンゴン地方政府は、世界銀行から提供された1億2500万ドルのうち1億ドルを、市街の排水システム整備に活用することを発表した。ヤンゴン市開発委員会は、次の雨期までに市街地の排水問題を徹底的に解決し、アップグレードしようとしている。新政府発足後、既に民間業者に10億チャットを支払い、清掃工事を行っている。しかし、現在の排水システムでは激しい雨に対応できない状態だ。
ヤンゴンはイギリス植民地時代につくられた都市だ。人口の増加とともに水の使用量も増えた。気候変動により洪水も多くなっている。
ヤンゴン地方首相は、このような状況はヤンゴンに限ったことではなく、世界中で同じような状況に直面している都市があると指摘する。
清掃・拡張・新設工事 昨年からの取り組みの効果が現れる
市内のバス停や歩道はすでに改善され、国際的基準に達している。しかし、排水路を建設しなければこれらの改善が無駄になる可能性もある。ヤンゴンはヤンゴン川とNgamoeyeik湾に挟まれた地域だ。洪水対策は実施され、良い結果も得られている。
昨年1年間で、路面沿いの排水路を清掃、拡張・新設工事も行った。今年は2時間に4インチの雨が降り浸水が発生したが、90分後には水が引いたという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/22/06/2017/id-10932
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00