2017-06-26 23:00
社会
ミャンマー治安部隊、テロリスト訓練キャンプを発見

武器や食糧、衣類などを発見
ミャンマー情報省は6月22日、ミャンマー治安部隊がラカイン州ブティダウン(Buthidaung)とマウンドー(Maungdaw)に挟まれたマユ山脈(Mayu Mountains)で、イスラム系少数民族ロヒンギャの武装組織が使用する「テロリスト訓練キャンプ」を発見したと発表した。治安部隊は、「村民が夜間に山間部でテロリスト訓練を受けている」という噂を受け、2日間にわたり地域掃討作戦を実施。
作戦初日に小屋5棟を発見し、そこから木製武器20丁、自家製武器2丁、9mm弾丸1個、火薬2袋、米5袋、玉ねぎ1袋、ジャガイモ袋1袋、くわ5本、ちりとり5個、つるはし3本、約120mと6mのワイヤー2本、双眼鏡1組、毛布6枚、シャツ90枚、女性用衣服20枚、ブラックスキーマスク20本が押収された。
武装組織の男性3人が死亡
地域掃討作戦初日には、武装組織の一員とみられる男性が山刀であるマチェテ(machete)で攻撃したが、治安部隊により殺害されたという。その際、幅1.5m、高さ1.2m、長さ25mのトンネルも発見されている。
また、翌日にもマチェテで武装した男性がトンネルでの地域掃討作戦中に治安部隊と戦い死亡。さらに、第3の男性も現れたが、治安部隊に即座に殺害されたという。
なお、治安部隊は2日目にも豆類100袋と食用油を発見している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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