2017-06-09 20:00
経済
三井造船 ミャンマー港湾公社より港湾荷役クレーンを受注

ミャンマー向けクレーン受注は、三井造船で初!
三井造船は6月7日、ミャンマー運輸省の傘下であるミャンマー港湾公社より、港湾荷役クレーン8基を受注したと発表した。今回のクレーンの受注は、ミャンマー向けとしては同社初となる。荷役クレーンは、ヤンゴン港のティラワ地区で使用されるもので、岸壁用ガントリークレーンが2基、ヤード用トランスファークレーンが6基となる。
高性能が特長の港湾荷役用クレーン
同社のガントリークレーンの特長は、ソフトランディング機能が搭載されている点だ。吊り具とコンテナの位置が自動的に検知され、吊り具がコンテナに接近すると、自動的に停止する仕組みだ。そのため、吊り具とコンテナの損傷が軽減される。さらに、ガントリークレーンは運転が容易であることから、運転手の作業軽減が期待される。
また、トランスファークレーンは、リチウムイオンハイブリッドタイプとなっていることから、環境に優しい点が特長だ。CO2の削減はもちろんのこと、ターミナルの運営コスト削減も期待される。
同社は、東南アジア諸国を中心に港湾荷役用のクレーン等を納品しているが、今後は、クレーンの納品だけでなく、アフターサービスも充実させていきたいとしている。
(画像は三井造船より)
外部リンク
三井造船(プレスリリース)
http://www.mes.co.jp/press/2017/20170607.html
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