2017-06-08 05:00
社会
首都ネピドーで、世界環境デーの式典が開催

日頃から環境保護に努めることは重要
6月5日、ミャンマー天然資源・環境保全省の主催により、首都ネピドーのミャンマー・国際コンベンションセンターで、世界環境デーの式典が開催された。同デーには、ティン・チョー大統領が出席した。ミャンマーは、2008年にサイクロン「ナルギス」が直撃し、甚大な被害を受けた経緯がある。地球温暖化が進行すると、気候変動の影響が大きくなるとされているが、専門家によると、ミャンマーは気候変動の影響を特に受けやすいとされている。
ミャンマーは、地球温暖化対策の協定である「パリ協定」の参加国である。同大統領は、式典の演説において、日頃から環境保護に努め、地球温暖化を防止することは重要との考えを示した。
また、同大統領は、将来の気候変動を事前に予測し、それに対して事前に対策を打つことができれば、ミャンマーにおける持続的な経済成長は可能との認識を示した。
環境問題に関連し、動物密輸の問題も提議
そのほか、同大統領は、環境問題に関連し、動物密輸の問題を取り上げた。動物密輸は生態系の破壊にとどまらず、犯罪組織による違法取引の温床になるという。世界的に見ると、毎年3万5000頭のアフリカ象や、1000頭ものサイが密猟されているという。同大統領は、動物密輸だけでなく、動物の違法取引の撲滅を訴えた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー大統領府(プレスリリース)
http://www.president-office.gov.mm/
mizzima
http://www.mizzima.com/
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http://www.myanmarinternationaltv.com/
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