2017-05-26 22:00
経済
ミャンマー投資企業管理局、5月に国内外25企業の投資を許可

農業や衣類分野で投資が進む
ミャンマー情報省によると、同国の投資企業管理局(Directorate of Investment and Company Administration :DICA)は、5月だけで国内外25企業の投資を許可したという。許可された投資には、縫製や農業が含まれ、最も多かった縫製分野ではCMP(裁断:Cutting、縫製:Making、梱包:Packing)システムの下、7企業が許可を受けた。
また、農業分野では、外資との合弁でコーヒーやその他の作物の生産・販売を行う3企業が許可されたという。
なお、CMPは、原材料を輸入し、ミャンマー国内で加工した上、完成品を原則すべて輸出し、加工者はその委託加工賃を得る委託加工形態ビジネスのことで、企業設立当初からCMP企業として登記する必要がある。
雇用機会の創出が投資許可の決め手
DICAの関係者によると、許可された国内外の25企業は、縫製、農業、バイク製造、建設、電気通信などの分野だという。また、同関係者は、
「地元の人々に雇用機会をもたらすことができる国内外の投資を優先する」(プレスリリースより)
と述べ、雇用機会の創出が投資の決め手であることを明かしている。縫製分野への投資が進む中、DICAは州政府および地方政府とともに、縫製分野以外の産業への投資を促進するため、将来のプロセスについて議論しているという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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