2017-06-02 20:00
経済
インド-ミャンマー-タイ間の高速道路プロジェクト、今月から作業開始か

幅広い分野で関係促進
インド陸運高速道路省 (Ministry of Road Transport and Highways)のニティン・ガッカーリ(Nitin Gadkari)大臣は5月末、インド-ミャンマー-タイを結ぶ高速道路プロジェクトを6月中に開始する予定であることを明らかにした。同大臣は記者団に対し、
「来月から、メーガーラヤ(Meghalaya:インド東部のある州)・ミャンマー間のプロジェクトに着手するだろう。プロジェクトの費用は、500億ルピーだ」(プレスリリースより)
と述べている。インド・ミャンマー・タイの3カ国は、1,400kmにも及ぶ高速道路プロジェクトに取り組んでおり、道路が完成すれば貿易はもちろん、ビジネス、保健、教育、観光を促進することが期待されている。
2018年までに水路輸送も可能に
ニティン・ガッカーリ大臣は、陸路だけなく、ブラマプトラ川(Brahmaputra river)を使用してバングラデシュ経由でミャンマーまで水路で結ぶ計画も進めていることを明らかにした。同大臣によると、インド政府は水路輸送の開発費用として200億ルピーを承認しており、2018年までに水路での輸送も可能になる。
また、水路輸送の開発目的は、道路や鉄道などを使った陸輸送より費用対効果が高いためだという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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