2017-06-01 09:00
社会
国連人権理事会 ロヒンギャ問題調査のため、専門家チームを結成

メンバーは、各国の人権活動家らで構成
国連人権理事会(以下、UNHRC)は5月30日、ミャンマー西部・ラカイン州において、少数民族のロヒンギャがミャンマー軍から弾圧を受けている問題について調査するため、専門家チームを結成した。専門家チームのメンバーは3人で構成される。メンバーは、インドの弁護士で女性活動家の Indira Jaising氏、スリランカの人権活動家のRadhika Coomaraswamy氏、オーストラリアの人権活動家のChristopher Dominic Sidoti氏だ。
専門家チームは「スリー・パーソン・チーム」(以下、同チーム)と名付けられた。
専門家チームのミャンマー入りは、不透明な状況
同チームは、ミャンマーにおける調査の実施を前に、UNHRCの本部があるスイス・ジュネーブでミーティングを行う予定だという。しかしながら、同チームがラカイン州への立ち入りが可能であるかどうか、また、ミャンマーへの入国が許可されるかどうかについては、不透明な状況だ。
アウン・サン・スー・チー国家顧問は5月初めに、EU本部のあるベルギーの首都ブリュッセルにて、国連による調査は受け入れないとの考えを示したことから、同チームのミャンマーにおける調査実施は、困難な状況が予想される。
(画像はBangkok Postより)
外部リンク
Daily Mail
http://www.dailymail.co.uk/
Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/
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