2017-06-01 12:00
経済
カンボーザ銀行、MPU経由で貿易関連の支払いを24時間提供

ワークショップでKBZ銀行副頭取が明言
ミャンマー情報省によると、同国5大銀行の1つであるカンボーザ銀行(Kanbawza Bank:KBZ)は、ミャンマー・ペイメント・ユニオン(Myanmar Payment Union :MPU)システムを通じて、貿易関係の支払いを24時間提供する準備をしているという。これは、ミャンマー商工会議所連盟 (Union of Myanmar Federation of Chambers of Commerce and Industry: UMFCCI)で開催された輸出入製品のオンライン・ライセンス・システムの拡大に関するワークショップで、KBZ銀行のAung Kyaw Myo副頭取が明らかにした。
MPUは国有銀行と民間銀行の計16行により、2011年9月に設立された金融サービス会社で、銀行カードや主要なカード制度を提供。2017年1月時点で、メンバーは23行にまで増えている。
また、ミャンマー商工会議所連盟は、国内で約3万社の企業が加盟するミャンマー最大の経済団体である。
なお、同ワークショップには、ミャンマー中央銀行(Central Bank of Myanmar)の要人や貿易商らも参加した。
3大都市からスタート
現在準備が進められているMPUシステムは、第1段階として、ネピドーの本社、ヤンゴン輸出入事務所、マンダレーのMuse 105トレード・ゾーンに、デジタルバンキングシステムを導入する予定だという。顧客はKBZ銀行のPOSシステムを通じて支払いができ、商務省(Ministry of Commerce)のウェブサイトを介したシステムにより、24時間の商取引を可能にする。
また、MPUシステムの変更は、国境での貿易でも導入され、顧客はATMカードで支払いができるという。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
カンボーザ銀行
https://www.kbzbank.com/en/
ミャンマー中央銀行
http://www.cbm.gov.mm/
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