2017-05-08 17:00
政治
ミャンマー国家特別顧問のオフィス、「意図的なうわさ」への注意喚起

法律に従って措置
ミャンマーのアウンサンスーチー国家特別顧問のオフィスは5月4日、大統領および国家顧問に関する虚偽のニュースが偽のアカウントを使用して、一部のソーシャルメディアで意図的に広がりつつあるとして注意を促した。これらの虚偽ニュースは、不安や混乱の原因となるうわさが「NLD特別ニュース」「NLDセントラルニュース」などとしてウェブ上に掲載されているという。
これらの行為は現政権に対する不安を意図的に引き起こすためだと考えられ、そのようなうわさに惑わされることがないようにするために注意が喚起されたとみられる。
ミャンマー国家特別顧問のオフィスによると、政治的不安定を引き起こすために虚偽ニュースによりうわさを広めた者に対し、既存の法律に従って措置を取っていくという。
また、ニュースあるいは情報公開は、政府によって行われることも明言している。
情報の見極めは慎重に
実際にはどのような虚偽ニュースが出回っているかは言及していないが、政府が国民和解と平和プロセスのために努力し、民主化への変革を強化していることを強調していることから、これらに関する虚偽ニュースが出回ったのかもしれない。どちらにしても、うわさに惑わされることがないよう、人々は慎重に情報を見極める必要があるだろう。
(画像はミャンマー国家特別顧問オフィスより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
ミャンマー国家特別顧問オフィス
http://www.statecounsellor.gov.mm/en/
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