2017-05-08 02:00
経済
ユニリーバ、ミャンマーのEAC社と共同企業グループを結成

年間売上高は1億ユーロ超え
世界有数の一般消費財メーカーであるユニリーバ(Unilever)は5月4日、姉妹会社とともに洗剤製品を製造・販売しているミャンマーのEAC 社(Europe & Asia Commercial Company Ltd)との合弁事業を発表した。ユニリーバとEAC 社はそれぞれのパーソナルケア&ホームケア事業を統合し、ユニリーバ・EACミャンマー社(Unilever EAC Myanmar Company Limited)を設立。
新たに設立された共同企業グループは、ミャンマーのホーム&パーソナルケア製品を製造・販売・流通する予定で、年間売上高は1億ユーロを超える見込みだという。
EAC 社のSein Myint社長は、
「ユニリーバのグローバルな研究開発、サプライチェーン、マーケティングの専門知識と地元の製造・流通能力が組み合わさることは、このパートナーシップをより魅力的なものにし、ミャンマーへの貢献を強化することになるだろう」(プレスリリースより)
と喜びを語っている。地域社会の改善に取り組む両社が協働
EAC 社はCSR基金プログラムを導入し、ミャンマー国内の村に小学校と地下水井を建設し、救急車と自然災害時に必要な製品を寄贈している。また、ユニリーバは農家に対してパームシュガーの持続可能な調達を支援。さらに、子供たちに対して衛生管理と口腔ケアに関する教育を提供しているという。
ミャンマーの環境面の改善と地域社会の改善に取り組む両社が共に事業に取り組むことに期待がかかる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ユニリーバ
https://www.unilever.com/
ユニリーバのプレスリリース
https://www.unilever.com/news/
EAC 社
http://eac-myanmar.com
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