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2017-04-25 10:00

社会

2015年に洪水で被災の学校 新校舎が完成 引き渡し式実施

日本国際協力システム
新校舎は、日本政府の無償資金協力にて建設
日本の政府開発援助(ODA)を中心として国際協力を実施する専門機関、日本国際協力システム(以下、JICS)は4月21日、ミャンマー中部・マグウェイ地域のアウングラン高校の新校舎が完成し、4月6日に引き渡し式が開催された件について、ホームページに掲載した。

同校の新校舎建設は、2015年7月にミャンマーで発生した洪水被害に対し、日本政府が実施した無償資金協力「洪水被災学校再建計画」(以下、同プロジェクト)の下で実施された。

引き渡し式では、JICSのプロジェクト担当施設第一課の篠田課長から、Nyunt Nyunt Sweアウングラン郡教育事務所長に引き渡し書類が渡された。

新校舎は2階建て鉄筋コンクリート造 洪水対策も万全
新校舎は2階建て鉄筋コンクリート造で、8つの教室を有する。当初、1階の床は1.0mで設計されたものの、2016年8月の洪水で建設予定地が浸水したことから、洪水対策を万全にするために約1.6mに変更された。

同プロジェクトは2016年3月に開始し、この1年間で21校が竣工した。なお、同プロジェクトにおいては、マグウェイ地域のほか、ザガイン地域やバゴー地域などでも実施されており、約80校の再建が予定されている。

(画像は日本国際協力システムより)


外部リンク

日本国際協力システム
https://www.jics.or.jp/jigyou/20170401.html

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