2017-04-24 14:00
社会
ヤンゴンの編集者殺害事件、不倫相手の夫を逮捕

腐敗臭で遺体発見
ヤンゴンの週刊ニュース誌「Iron Rose」の編集者ワイ・ヤン・ヘイン(Wai Yan Heinn)氏(27歳)がPazandaung郡区にあるオフィスで遺体となって発見された事件で、同氏の不倫相手とされる女性の夫アウン・コ・コ(Aung Ko Ko)容疑者が4月21日に逮捕されたという。ミャンマー情報省が22日、明らかにした。ワイ・ヤン・ヘイン氏の遺体は上半身に15カ所以上の傷を負い、オフィスの椅子に倒れ込んだ状態で発見された。
発見までの経緯は、隣人から「腐敗臭がする」という報告を受けたとしており、少なくとも死後3日が経過していたという。
話し合いは口論へ
ヤンゴン警察は捜査の中で、被害者であるワイ・ヤン・ヘイン氏がシンガポールに本拠を置く海運会社の貨物船長アウン・コ・コ氏の妻と不倫関係にあったことを突きとめた。捜査当局はアウン・コ・コ氏と妻を彼の両親の家で発見。事情を尋ねると、アウン・コ・コ氏は数ヶ月前にワイ・ヤン・ヘイン氏と妻の不倫関係に気づき、ワイ・ヤン・ヘイン氏に電話をかけ、4月14日にIron Rose出版社で会ったという。
しかし、両氏の話し合いは口論となり、アウン・コ・コ氏の怒りが爆発して刺殺に至ったとみられる。
事件当初、警察はIron Roseの記事に関係する事件の可能性を示唆していたが、無関係であることがわかった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30