2017-04-28 19:00
経済
【ミャンマー】2017年3月のインフレ率、わずかに低下

わずかながら前年比、前月比ともに低下
ミャンマー計画・財務省(Ministry of Planning and Finance)の中央統計局 (Central Statistical Organization:CSO)の発表によると、2017年3月のインフレ率は6.81%で、同年2月の6.97%よりわずかに低下したという。4月26日、同国情報省が明らかにした。このインフレ率は消費者物価指数(Consumer Price Index:CPI)を基に算出されたもので、インフレ率が7%だった2016年3月と比較しても、わずかに低下している。
CSO によると、2017年3月のインフレ率はラカイン州が13.64%と最も高く、カヤ州9.54%、ヤンゴン9.30%と続くという。
さらなるインフレ率低下を目指して
ミャンマーでは2006年の調査に基づいてインフレ率が算出されていたが、2012年にCSOが82の郡区で家計調査を実施したため、その後は同調査結果を基にインフレ率が算出されている。第1次5カ年計画に当たる2011年度から2015年度は、インフレ率が上昇した。そのため、関係当局は、2016年度から始まる第2次5カ年計画で、金融、通貨、貿易、外貨管理の方針に基づいて、インフレ率の低下に努めているという。
(画像はPixabayより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/
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