2017-04-09 01:00
社会
ミャンマーとバングラデシュ 両国国境の地雷除去に合意

国境付近は地雷が多く、立ち入り困難 除去は必須
ミャンマーとバングラデシュの両国は、4月1日から6日まで、バングラデシュの首都ダッカにて開催された国境会議において、国境周辺に埋まっているとされる地雷と爆発性危険物の除去を共同で実施する件に同意した。海外のメディアが報じた。会議には、バングラデシュ国境警備隊とミャンマー警察が参加した。
同国境警備隊は会議において、地雷等が国境に沿って埋められている状況であることから、国境周辺への立ち入りが危険な状況であることを説明した。両国国境付近において、地雷等による犠牲者を出さないためにも、地雷除去は必須の状況だ。
なお、同国境警備隊は、国境付近における地雷の犠牲者数については明確にしていない。
両国国境における麻薬密輸の撲滅を目指す
また、両国国境は、麻薬密輸の温床とされており、問題化している。そのため、両国は麻薬密輸の撲滅運動を実施する計画だ。運動の主な内容として、麻薬密輸に関する情報交換を両国で行うことや、麻薬密輸者の国境立ち入りを禁止することなどがある。
次回の国境会議は、11月にミャンマーの首都ネピドーで開催される予定だ。
(画像はThe Daily Starより)
外部リンク
The Daily Star
http://www.thedailystar.net/
World Times 24
http://worldtimes24.com/
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