2017-04-01 09:00
経済
JICA ミャンマー政府と無償資金贈与契約 MRTVの放送機材拡充へ

限度額22億6300万円 MRTVの放送能力向上を図る
国際協力機構(JICA)は3月30日、3月29日に首都ネピドーにおいて、ミャンマー政府との間で、「ミャンマーラジオテレビ局放送機材拡充計画」(以下、同計画)に対する無償資金贈与契約を締結したと発表した。同計画の限度額は22億6300万円で、国営メディアの一つであるミャンマーラジオテレビ局(以下、MRTV)のネピドー本局とヤンゴン支局の放送機材を拡充し、放送能力と放送番組制作能力の向上を図る。
新機材の導入で、高品質の番組制作が可能に
1939年にラジオ放送を開始し、1980年代に本格的なテレビ放送を開始したMRTVは、放送機材を1980年代に整備したこともあり、特に、スタジオ内で使用する機材の老朽化が進んでいる。そのため、スタジオ内での番組制作が困難な状況だ。同計画を実施することにより、制作番組数を増やせるだけでなく、テロップの挿入やバーチャル映像システムを活用するなど、高品質な番組制作が可能となる。
そのほか、同計画では「MRTV能力強化プロジェクト」を実施し、MRTV職員の知識や技術を高めることで、充実した番組制作を推進する。
(画像はJICAホームページより)
外部リンク
JICA(プレスリリース)
https://www.jica.go.jp/press/2016/20170330_02.html
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