2017-03-11 09:00
文化
ヤンゴン基礎教育高校、ランドマークとして認定
ヤンゴン・ヘリテージ・トラストがブループラークを授与
ヤンゴン・ヘリテージ・トラストは、ヤンゴン基礎教育高校を重要なランドマークとして認定し、ブループラークを与えた。Anawrahta通りとTheinbyu通りの角にあるヤンゴン基礎教育高校は、かつてセントポール・ハイスクールいう名で呼ばれていた。ヤンゴンで最も古い学校の1つで優秀な学校としても知られていた。授業は英語で行われ、多くの指導者や芸術家、知識人を生み出している。
イギリス植民地時代には、エリートのための学校として知られ、「働くことはすべてを乗り越える」、「懸命に働くこと!」をモットーに教育を行っていたという。
セントポール・ハイスクールは1860年、ヤンゴンに暮らしていた司教が創設した。当初は別の場所にあったが、増築、移築を経て今年、築157年となる。1965年に国有化され、基礎教育高校と改名された。
建築物を保護し、歴史的意義を市民にアピール
ブループラークは最高のランドマークとして認定された物に与えられる。ブループラークの認定によって、ヤンゴン市民に建築物の歴史的意義をアピールし、遺産としての存在価値を高めていくことが目的だ。これを受けた建築物は今後、文化遺産として保護される。植民地時代の象徴であるこのような建築物に反抗的な行動を取る者もいたという。ヤンゴン・ヘリテージ・トラストの会長はセントポール・ハイスクールについて、
新しい世代が世界とつながり、国の未来を創造した場所だった。(Myanmar Timesより)
と述べている。
(画像はヤンゴン・ヘリテージ・トラストより)
外部リンク
ヤンゴン・ヘリテージ・トラスト
http://www.yangonheritagetrust.org/st-pauls-high-school
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