2017-03-09 20:00
政治
ミャンマー・フードバリューチェーン構築の工程表に、両国の農業大臣が署名

2016年から2020年の5年間における行動計画を示す
農林水産省は3月7日、山本農林水産大臣とミャンマーのアウン・トゥ農畜産灌漑大臣が同日、東京にて「ミャンマーにおけるフードバリューチェーン構築のための工程表」(以下、同工程表)の合意議事録に署名したと発表した。同工程表の作成は、2014年9月、「日ミャンマー農林水産業・食品協力対話第1回ハイレベル会合」の開催を契機としており、ミャンマーにおけるフードバリューチェーンの構築を目指すために作成されたものである。
同工程表においては、「品目別対策」と「品目横断的対策」について、2016年から2020年までの5年間における行動計画が示されている。
ミャンマーのフードバリューチェーンの高度化を目指す
品目別対策として、「米・豆類」、「畑作物」、「園芸作物」、「畜産物」、「水産物」に分類されている。農作物の生産においては、機械化の推進や適正な農薬・肥料の投入などが盛り込まれているほか、畜産においては家畜疾病の診断能力強化等、水産においては、内水面養殖の改善等が盛り込まれている。
品目横断的対策は、農業金融や農業資材、研究・普及などの項目に分類されており、幅広い分野において取り組みを実施することにより、ミャンマーにおけるフードバリューチェーンの構築、および高度化を目指す。
なお、今後は日ミャンマー農林水産業・食品協力対話を毎年開催し、工程表の進捗状況等に関する意見交換が行われる予定だ。
(画像は農林水産省ホームページより)
外部リンク
農林水産省(プレスリリース)
http://www.maff.go.jp/j/press/170307.html
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